- ソフトウェア集
- 小さな人工世界が創る大きなビックリ (担当:鈴木)(担当:イベント会場:杉万)
- 人工生命ラボの鈴木准教授による創発的な 現象をシミュレートするいくつかのアプレット.そのうち, イベント会場での混雑と情報提供 は,混雑するイベント会場でのアトラクションの混雑状況を入場者に提供することによる影響をシミュレート 提供する頻度をあげていくとむしろ混雑がよけいに生じてしまう意外な結果が示される.参考文献 ("Effects of Information Sharing on Collective Behaviors in a Competitive Population")は, Recent Publications of Artificial Life Laboratoryより入手可能.
- Ventrella.com
(担当:GenePool:橋本)
- 多彩な経歴を持つJeffrey Ventrella作成の人工生命関連ソフトウェアが多数.仮想生物が進化していくGenePoolが有名で見事.アーティスティックなアプレット等もあり,全般的にセンスがよく,技術も見事.
- PyCX Project
(担当:大門)
- プログラム言語Pythonによる複雑系シミュレーションのサンプルプログラム集.佐山弘樹さんによる.
- セル・オートマトン
- Cellular Automata(担当:青笹)
- Tim Tylerによるセルオートマトンに関するJAVAアプレット集.かなり,すごい! 可逆オートマトンによる膜のモデルも面白い.最初のほうのドキュメント集も,かなり,すごい!
- Traffic flow modelling(担当:坂部)
- 「セルオートマトン」を使った交通流シミュレーション.渋滞の波が移動する様子がアプレットでわかる.
- Hexatron: A Cellular Automaton (担当:加藤)
- 6角形のセルによるセルオートマトンのアプレット.
- Life Game League(担当:坂本)
- 1つ上と同様,基本的にはライフゲームだが,2人用のゲームにしている.
- WolframTones(担当:小川)
- 最近も活発に活動するWolframによる音楽の自動生成ソフト.一次元セルオート マトンのパターンから音の高さにマッピングし,各楽器に割り当てる.膨大な探 索空間から,ジャズ,ヒップホップなどのジャンルに適したパターンを探す.クリックする ごとにオリジナルな音楽ができ,気に入ればメイルで送れる.
- JavaLife - Game of Life(担当:林(知))
- 快適にライフゲームを走らせることができる.Pasi Laaksonenによる.基本的なデザインのほかに, セルオートマトンのルール(生き残るための近傍生存セル数,誕生するための近傍生存セル数)も設定できる.
- 遺伝的アルゴリズム(GA)、遺伝的プログラミング(GP)
- GAによるTSPの高速解法 (担当:河合)
- 日立の仙石氏らが作ったアルゴリズムに基づいたアプレット。巡回セールスマン問題を自分で 設定して解かせることができる。Yet Another TSP Solver using GA.
- Genetic Algorithm Maze Solver (担当:高上)
- Arild BergによるGAで迷路を探索するアプレット。探索する様子が見られる。交叉方法に工夫は あるが、単に進行方向を順につなげて、それをそのまま染色体表現するやり方はGAの特徴を生かしている のでしょうか?
- 生態システム
- Bitozoa2 (担当:山田)
- 植物,植物を食べる動物,動物を食べる動物が進化していく.画面上で小さな点で表わされる.Windows用.
- A Demonstration of the Genetic Algorithm (担当:坪井)(担当:出口)
- 遺伝的アルゴリズムの入門.動物が植物をうまく食べられるように進化していく.
- Artificial Life Portal: alife.pl (担当:Artlife: 飯田)
- 自分で設計した仮想生物の進化の様子を見る.とても美しい.捕食被食のダイナミクスに基づく.
- グラフィックス,形態,群れ,仮想生物
- Boids(担当:山崎)
- 鳥の群れ行動モデルBoidsに関する総本山。C. Reinolds本人が運営。
- Boids(担当:加藤)
- 鳥の群れコード。見るだけ。美しい。X Windowで動くシステムもダウンロードすることができる.
- Floys: An Experiment in Java Alife (担当:安藤)(担当:吉田)
- 群れ行動のシミュレーション。アプレット。個性を与えたり、GAで進化させたりできる。いくつかの バージョンがあるが、進化させられるのは、eFLoys。侵入者の設定があり、近くに来ると攻撃するという ルールが加えてところが新味。適応度は、仲間の近くにいたかという点と、侵入者を攻撃したかという点で 決まる。どちらに重みを置くかで、進化の方向が分かれて、興味深い。
- sodaplay(担当:梅村)
- バネ,筋肉から構成される人工生物の動作を観察する.自分で作成して楽しむこともできる.素晴らしい!
- Icosystem - The Game: Description (担当:寺澤)
- IcosystemによるAgent Based Simulationによる創発的挙動のシミュレーション.10人から30人の集団で, 各自がランダムに他の2人を決め,自分がその2人の間に動くように移動する場合と,2人のうちの一方を 自分と残りの人の間に入るように自分が移動する場合を比較している.アプレットで実験できる.Eric BonabeauのPNAS論文(Vol. 99, Suppl. 3, pp. 7280-7287, 2002)の中でも紹介されている.
- Panic: A Quantitative Analysis (担当:柴)
- 火災が起こったとき,非常口の前にどーんと丸い柱があって脱出しにくいほうが,結局,パニック 状態に陥らずに数多く脱出できるというNature論文(407, 487-490, 2000)のデモ.
- Modulobe(担当:松下,足立)
- シャフトやリンクなどのモジュールを使って組み立てた仮想生物を3D仮想空間で動かすことができる. 素晴らしい! 江渡浩一郎さんらによる.Windowsにダウンロードして実行.
- anlife>
(担当:神戸)
- 仮想生物群が学習・進化していくことで,生態系のような創発的な現象を再現するシミュレータ (Windows用プログラム).中村政義さんによる.
- 「心はプログラムできるか」 顔モルフ体験(担当:瀬川) (担当:大泉)
- 拙著「心はプログラムできるか」2章で紹介した顔モルフを実際に体験できるアプレット.参考文献 は「佐藤嘉洋, 栢菅彩, 有田隆也, "適応度予測に基づく対話型進化計算とその似顔絵生成への応用", 第32回知能システム シンポジウム論文集, pp. 199-204, 2005.」.
- Swarm Chemistry Homepage (担当:岩井)
- binghamton大の佐山さんによる.Boidsモデルを拡張し,それぞれの粒子が自分のルールを持って運動 する.創発するマクロな行動が素晴らしい.
- ディジタル生命 (プログラムの進化)
- gnarl、技術メモ:WindowsでTierra (担当:林(克))
- T. RayによるTierraをgnarl氏がWindows上で動くようにしたもの.とても使いやすくお勧め! 系統を見ることもできる.動作しないときは,Microsoft .NET Frameworkのインストールが必要 (これかな).
- 囚人のジレンマ
- The Prisoner's Dilemma (担当:叶)(担当:峯田)
- 平面版.近傍で成功している戦略を採用していく.アプレット.
- Via Freedom to Coercion (担当:久保)
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- 囚人のジレンマによる協力の進化のメカニズムを探るサイト.ネットワーク構造を設定したり, かなり充実したサイトのように見える.Christoph Hauertによる.
- 音楽
- MusiNum - The Music in the Numbers (担当:吉田)
- 整数を2進数に直し,含まれる1のビット数をそのまま音階に直すと,あら不思議,メロディ完成. パラメータを変えて,楽器を割り当て,重ねると,音楽完成.Windows用.お試しあれ.
- その他
- SwarmSketch(担当:林(秀))
- 毎週与えられるお題に対して,ビジターそれぞれがほんのちょっとの線をひいて参加して,少しずつ 完成させていくスケッチ.一本線を入れると,他者の入れた線に対する評価を問われ,線の濃淡に影響を 加える.なかなか面白いアイディア.
- The Oracle of Bacon
(担当:田中)
- 映画俳優の共演に基づくネットワークにおいて,Kevin Baconとの距離をデータベースを用いて計算する. スモールワールド特性を確認できる.
- Study site of ACO
(担当:中谷)
- 蟻の群れに着想を得た最適化手法ACOを学習する.アリの経路探索のシミュレータとACOを用いたTSPの シミュレータがある.