教員紹介

畔上 秀幸(あぜがみ ひでゆき)

畔上 秀幸

研究内容

モデリングと最適化の数理 : 自然界や人工物には現象との関わりでいろいろなかたちが作り出されている。固体の変形や流れの場、音や熱の伝わる場など我々が見たり感じたりすることのできる多くのマクロな現象は偏微分方程式でモデル化することができる。私の研究はこうした現象を偏微分方程式でモデル化して、それらの現象を望みの現象に近づけるようにかたちを制御することで最適化するための理論と解析手法を開発することである。例えば、力を受けて変形する物体のかたちを変形量一定で最も軽くなるように決定したい、流れの中に置かれた物体のかたちを体積一定で最も抵抗が少なくなるように決定したい、といった課題に対しては私の研究室で開発した手法は製品設計の現場で使えるレベルに達している。また、人間を含めた生体のかたちもマクロな現象との関わりで作り出されていることが少なくない。私の研究室ではその手法を生体のかたちや疾患の解明、さらには治療法の評価および最適化、福祉機器の設計などに役立てることを目指している。

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