教員紹介

唐沢 穣(からさわ みのる)

唐沢 穣

研究内容

人間が他者の行為について、どのように説明を加えながら納得したり理解したりしているのかを、主に実験社会心理学の方法を用いて調べています。私たちは他者の行動を見て、個人の場合であれば「性格のせいだ」とか、「国民」のような大きな集団であれば「気候や風土がこうした国民性を作るのだ」といった具合に、さまざまな説明を加えます。こうした納得の過程は、重要な情報となって私たちの生活に役立つこともある反面、偏見やステレオタイプの原因になる場合もあります。そして、そうした説明や理由づけは、人々の噂やマスコミ報道などを通じて広く社会に共有され、ひいては文化や制度といった形を取って社会に根づいている例も数多くあります。個人レベルでの認知過程と、言語やコミュニケーション、そして文化や社会制度といったマクロなレベルのシステムとの間の関連を実証的な方法で調べています。

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