教員紹介

栗本 英和(くりもと ひでかず)

栗本 英和

研究内容

木が集まり林や森が生まれるように、人が集まり組織や社会を形成します。森や社会は、木や人の単なる集合体でなく、構成要素の複雑な相互作用によって、システムとして新たな機能や特徴が発現します。例えば、炭とダイヤモンドは同じ炭素ですが,結合の仕方で特性が異なるのと似ています。システム思考は自然現象と社会現象、理系と文系に共通する概念です。とくに、プロセス・システム思考※は、入口から出口までの動的な過程を、縫い目のない連続体として捉える考え方であり、サービスや製品の質を分析・設計する方法論です。人間・人工環境における、学習やコミュニケーション過程の可視化、組織の特徴を遺伝子に擬えたMeme分析、マネジメントの指標開発や環境構築などの研究と、その実証活動を通してコンセプチュアル・スキルの陶冶を図ります。

※複雑で混沌としている対象を、機能が発現するActivityの連鎖として捉え、エネルギー・費用・時間・品質・顧客満足・成熟度の視点から価値評価が可能なモデルを作る考え方。

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