名古屋大学情報文化学部

教員紹介

鈴木 麗璽（すずき れいじ）

研究内容

創発現象、つまり主体間の相互作用に伴って全体として新たな特徴や構造が生まれる仕組みの理解とその応用を目指しています。具体的には、生物集団や人間社会における相互作用のルールに注目した人工生命モデルを、計算機上に創って動かすことを通して、生物進化をはじめとする様々な問いに答えようとしています。現在は、我々が生涯のうちに学んだり、環境条件をつくりかえたりする個体レベルのふるまいが集団レベルの進化にどのような影響を与えうるか、人付き合いのネットワーク構造は協調的な振る舞いの広まりやすさとどう関係しているかといった問いや、対話型進化計算のアートへの応用などに興味があります。興味のある方はぜひWebページをご覧ください。