情報文化学部について

文理の枠を超えた国際人に

情報文化学部長 有田 隆也

 私たちが生活する現代社会は、グローバリゼーションの進展とともに、ヒト・モノ・カネの国際的流動が加速度的に増大していますが、交通だけでなく情報ネットワークがその基盤となっています。そのような高度に国際化・情報化した社会で生じる様々な問題に対処するには、従来の学問領域を超えた幅広い専門知識と情報の整理・分析能力が要求されます。さらに、個人の知識・能力を超えた課題に対応するには、異なる専門分野に秀でた国内外の人材とのコミュニケーションが重要となります。
 情報文化学部では、情報のスキルとセンスを身につける科目群、人間・文化・世界を情報の視点から深く理解する科目群、広い視点で現象を捉え、要素が複雑に相互に関連している「全体」を見通す力を養う科目群から成る専門基礎科目を配置して、複雑な自然・社会のシステムを系統立てて理解することができる人を育てます。そのうえで、文理を超えた多様な専門分野の教員による幅広いカリキュラムを学び、3、4年生で徐々に自分の専門分野を確立しつつ、多様な分野の知識も習得していきます。さらに、大学院環境学研究科や大学院情報学研究科へ進学し、自らの専門性を一層高めることも可能です。
 情報文化学部で学ぶ皆さんには、確固たる自分の専門を持つとともに文理の枠を超えた幅広い学問領域を習得し、将来、多様な観点から倫理的・客観的に問題を分析し解決をはかることができ、国際的に活躍する人材に育っていかれることを期待しています。

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